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先日友人のお誘いを受けて『未来の食卓』を観てきました。 (この映画のフランス語の原題は『子供たちは私たちを告発するでしょう』) 美しい自然に囲まれた南フランス、バルジャック村の1年間を追ったドキュメンタリー。 農薬や化学肥料による食物汚染が、子もたちの未来を脅かす。 すべての学校給食と、高齢者の宅配給食をオーガニックにしようと フランスの小さな村がたちあがった。 ジャン=ポール・ジョー監督の想い 「ドストエフスキーはこういいました“美こそ世界を救う”と。この作品は自然の美しさへのオマージュです。そして自然の美しさを守る事こそが子供たちの未来を守る事だと私は信じているのです」 「食べた物が自分の体をつくる」そんなシンプルなことを思い出させてくれる映画です。 フランスらしい美しい景色とかわいい子供たちの映像とともに 自給率100%以上を誇る農業大国の農家の苦悩を浮き彫りにする。 もも、ぶどう農家の人は農薬散布するたびに 「鼻血が出る。」「排尿ができない」、「親又は子供が癌に侵された。」など、 原因は農薬だとわかっているけど生活のためやめられない。 農薬の害をおそれて自家用には無農薬の栽培をしているという話や、 田舎だからこそ農薬によって土や水が化学物質に汚染されているという皮肉は 日本でも聞いたことのある話しです。 オーガニックはどうしても値段が高くなりますが 体や環境に良くて美味しい物、または自分が好きな人、物、場所を守るために 買い支えることで応援しながら作る人も食べる人もハッピーになれるといいと思います。 映画の中の子供たちが美味しそうに給食を食べるのを見てお腹がすきました^^ シネマクレールでの上映は終了していますが、 今回は食のイベントということでなんと無料招待!!ありがとうございました。 空席がめだったのでもったいなかったです。 また何かいい情報があったら早めに紹介出来ればと思います。
by y-esora
| 2010-03-16 17:29
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